第3章 理由(わけ)
明日からちゃんとジャージをもってこようと決意しつつ、
三人の先輩にお礼を言って車イスに座る。
と、
?・?・?「お願いシャース!」
知らない人が現れた。
?「??だれっすかそいつ・・・」
薄い茶色髪の人が、私を指さす。
『い、一年四組、月原流凪です。
ま、マネージャーになりました・・・はい』
?「おー、新マネか。俺、二年四組成田一仁、よろしくな」
田中先輩と似たような髪型の先輩だった。
?「俺は二年二組木下久志」
私を指さした先輩はちょっと申し訳なさそうだった。
?「俺も同じく二年。
四組の縁下力。よろしく」
最後、三人目の先輩は、菅原先輩に負けず劣らずな、
優しそうな雰囲気を醸し出していた。
澤「おし!練習始めるぞー」
『あの!』