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体力の代わりに
第7章 青城戦
月島side
月「お願いします」
家を出て、新さんが開けてくれたドアから
車に乗り込んだ――――正確には
乗り込もうとした。
それはできなかった。
だってそこには
月原さんの寝顔。
時間が止まったかと思った。
驚いたという意味で。
新「ああ、悪い、流凪疲れてるみたいで
寝かしといてやってくれ」
月「は、はい・・・」
僕はしょうがなく、
後部座席月原さんの隣に座った。
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