第7章 青城戦
月島side
日曜、部活のために早起きなんて
億劫だ。
それにしても今日は早く起きすぎたか。
朝食も食べ終わったし
やることがなくなった。
――――と
ピーンポーン
何故かこんな朝早くから呼鈴の音。
月母「はーい
あら、蛍に用。
良かった、あの子ちょうど暇してたところなの
蛍ー」
誰だよ
と確実に乗り気でない態度で
玄関へ顔をのぞかせると―――
新「おっ!おはよう月島
乗せてくからさっさと来い」
月「は!?あ、いや・・・行きマス」
何故かそこには月原さんのお兄さん
新さんがいた。
新「じゃあお母さん、失礼します」
月母「お願いします」
月「行ってきます」
不本意ではあったが抵抗できるはずもなく、
予定より早く家を出ることとなった。