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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


その嫌な予感は数日後的中した。


部室で着替えていると、
さっき出て行ったはずの2軍のメンバーがすごい勢いで部室に戻ってきた。


「あ、赤司さん!た、大変です!!!!」

その慌てっぷりに部室中かシーンと静まり返り、
全員がそいつを見つめて居た。


「神谷さんが…は、灰崎さんに…ど、どこかへ連れて行かれました…」


「…どうして助けなかった。」

赤司っちはそいつをにらみつけた。


「すいません…すいません…。」
そいつは青い顔で頭を下げた。
つっても…まぁ、確かに
灰崎は怖いからどうしようも出来ないっスよね…。


「まぁ、赤司、落ち着け…とりあえず、すぐに探しに行くのだよ。」

緑間っちに諭されて、
赤司っちは全員に指示を始めた。


「緑間はグラウンドなのど校舎外を頼む。紫原は1階と2階だ。青峰と黒子は3階と4階と屋上だ。黄瀬は体育館周辺だ。僕はあいつのよく居る教員用の喫煙所や近所の公園を見てくる。」

全員が指示された方へと向かって走り出した。


どうか無事で居て欲しい。
何故だろう。


心の中がいつも以上に平穏ではなかった。






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