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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


それから事態は決して丸くは収まらなかったが
問題を起こした2軍のメンバーの退部という
形でおさまったようだった。


るりっちはそれ以来部活にも来なくなった。
そして、廊下ですれ違っても
俺たちを見ると逃げるようになった。


辛いような
なんともいえない気分だった。



「るりっち…」


声をかけるも、
駆け足で逃げていく彼女を追いかける元気は無かった。


"俺は何もしてないのに…"


そんな気持ちが大きかったからかもしれない。
プライドが邪魔して追いかけようとしなかったのかもしれない。



ただただ認めてほしくて





「黄瀬くんってすごいね」って笑って欲しくて…





気がつけば
ずっと前から好きだったのかもしれない。






あの時俺は君に認めてほしかった。
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