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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


いつも以上に取り乱している気がした。
なんでだろう?

今まで何度も灰崎に彼女を取られてきた。
でも、こんなに胸がざわつく事はなかった。


"どうでもいい"って気持ちがあったからかもしれない。


じゃぁ、俺は
るりちゃんのことを"どうでもいい"と思っていない?



特別な目で見てるって事…?



あれ?
もしかして俺…





るりちゃんの事好きになってる?








体育館の倉庫の方から微かに物音がした。


「…!!!!」


あそこかもしれない。
助けないと。


早く。



体育館倉庫のドアに手を掛けた。


鍵がかかっているのかあかない。


中には確かに人の気配がする。
微かにだけど声がする。


鍵を取りに行ってる暇はない。



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