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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


「あ、あの、お友達ですか?」

るりちゃんは俺にそう尋ねた。

そうか、この子が部活に入ってから
灰崎はまともに部活に参加してないんだ。


「いや。ただの知り合いっス。」

「…そうですか。」


あえて灰崎の事は紹介しなかった。
なんとなく紹介したくなかった。


それから、あのマネージャー二人は本当に帰ったようで
なんだか少しだけ場が混乱していた。


るりちゃんもどうにかしなきゃと思ったのか、
一生懸命早く動こうと努力しているようだった。


…。


…。


…。


なんだろう。


やっぱり可愛いなぁ。


一人でワタワタとしている彼女を見ると、
つい助けたくなってしまったが、


そこで同情するのは彼女のためにならないと思ったので
見守る事にした。


その後、しばらくしてあの二人のマネージャーは退部した。




そして、灰崎祥吾も
赤司っちの命令によって



強制退部させられた。



やっぱり
何か嫌な予感がした。
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