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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


「ちょ、あんた達、」
「よぉー、何々?部活休憩中ー?」


俺がそうマネージャー達に話しかけに行こうとした時、
その場に現れたのは灰崎祥吾だった。

「キャー!灰崎くん!今日も部活来ないのー?寂しぃー!」

すぐにマネージャー達は猫撫で声になって
灰崎の方へ擦り寄って行った。


「あー。俺汗かくの嫌いだからさぁー。てか、今から俺と遊びに行こうよ?部活だりぃじゃん?」

「えー!行きたーい!けどぉー、今更帰れないしぃー。」

「んなの、どうでもいいじゃん。ほら、さっさと着替えて来いよ。」

灰崎にそう言われると、
マネージャー二人は顔を合わせてニヤリと笑い、
すぐに更衣室の方へと走って行った。


あー、ムカつく。
なんでこんなにバカな奴らばっかりなんだろう。


「また部活サボリっスか?灰崎くん。」


俺がそう声を掛けると、
灰崎はこちらを向いてニヤっと笑った。


「あれ?涼太くんじゃん?この間は可愛い彼女頂いちゃってごめんねぇー。」

灰崎はニヤニヤとしながら、俺の肩に手を回した。


「別に。しつこく迫られて渋々OKしただけだったから、そんな好きでもなかったからかまわないっスよ。」

俺は灰崎の手を振り払うと、
灰崎をにらみつけた。

「あぁー。そうだよねぇ?俺もすぐ飽きて一回やったら捨てちゃった。」


灰崎はゲラゲラと笑っていた。

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