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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


そもそも、
男子の部活のマネージャーになる女っていうのは
下心があるようであんまり好きじゃない。

桃っちみたいにすごい能力もなさそうだし、
この子だってきっとそうに違いない。


そう思うと、やっぱりなんだか許せなかった。


「マネージャーにするにしても、2軍や3軍でいいじゃないっスか!いきなり1軍って…キャプテンおかしいっスよ!だってこの人、腕と足も完治してないみたいだから練習も手伝えないし、桃っちみたいにすごいとは思えないし…」


その俺の発言に、赤司っちは無表情だった。
彼女は赤司っちの隣でしょんぼりしていた。


「別におかしくはない。彼女にはそれに相応する能力がある。いずれお前もわかる。以上だ。さっさと練習に戻れ。」


赤司っちはそういうと、
足早に練習へ向かった。


赤司っちの事を信頼してないわけではない。
でも、赤司っちも所詮男だから、
きっとこの子に騙されているだけに違いない。



男の自分が言うのもなんだけど、
男って単純なもんだから。


ポツンと残されて気まずそうにしている彼女をじっと見つめた。


「ちょっと、あんた。」

「は、はい。」

「キャプテンはああ言ってるけど、俺は認めないっスよ!」



俺はそう言い放つと練習に戻った。
彼女はまた悲しそうな顔をしていた。
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