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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第2章 紫色のキセキ。


「!?」

「あ、赤司くん!それじゃさっきと言ってる事が…」

るりちんがそういうと、
赤ちんはくるっと振り返り、ミドちんと黄瀬ちんの方を見た。


「緑間と黄瀬についても同様だ。試合で勝てば何も言わん。」

赤ちんのその発言に、
全員が驚いた顔をしていた。

「僕達のレベルでは無理に足並をそろえる方が無駄だ。あわせない方が効率がいい。」

そういう間にも
赤ちんはるりちんの手をぎゅっと握っていた。


誰にも渡さないかのように
しっかりと。




それから俺は赤ちんの言う通り
あまり自主的に練習には参加しなくなった。



あの日から赤ちんは変わった。



あの日から赤ちんは
るりちんを離さなくなった。







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