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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第2章 紫色のキセキ。


赤司征十郎と俺の1on1がはじまった。

るりちんは相変わらず不安そうな顔で
勝負を見つめて居た。

完全にペースは俺で、
あっと言う間に赤ちんを4-0で追い詰めた。


みんなが驚きの表情を隠せない様子だった。


「なーんだ、もっと苦戦するかと思ったけどこんなもん?正直ちょっと…というかかなりガッカリかも。」


なんだ。
案外簡単なんだ。


あと1点決めれば、赤司征十郎は俺に負ける。
でかい口叩いてたくせに惨めに俺に負ける。


るりちんの目の前で
俺によってひねり潰される。



もう、遠慮なんてしない。



俺はるりちんを赤司征十郎から




奪い取る。



「これ決めたら俺の勝ち。約束どうり好きにさせてもらうから。」


俺は棒立ち状態の赤ちんを抜き去った。



…え?


確実に抜いたと思ったのに、
ボールが弾かれている…?









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