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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第2章 紫色のキセキ。


「私、この鉄心と呼ばれる木吉鉄平さんが大好きなんです!」

るりちんは少し頬を赤らめながら
写真を指差した。


あまり冴えない顔をした
茶髪の男がそこには写っていた。

「…ふぅーん。」


「あ!ちなみに紫原くんと同じセンターポジションですよ!それで…」

るりちんは嬉しそうにそいつの話しをするのが
気に食わず、思わずイライラとする。

「何?そいつ俺より強いの?」

「え?えっと…それはわからないですけど・・・。でも強いみたいです…。」

るりちんはなんだか気まずそうな顔をした。


「…誰か知らないけど、もし試合で当たったら俺が完璧にひねり潰すから。…二度と立ち直れないぐらいに。」




俺はそういうと、
るりちんから離れて部室から
体育館へ向かった。


鬱憤を晴らすように
練習をした。



赤ちんに負けるのは仕方ない。





でも





他の奴には絶対に負けたくない。



るりちんの好きな奴なんて

全員


どいつもこいつも



ひねり潰してやる。








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