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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第2章 紫色のキセキ。


「るりちんはさ、赤ちんが好きなの?」

俺がそう尋ねると、
るりちんは顔を真っ赤にした。

「へ!?な、なんでそう…なるの?」


そう言いつつも顔は真っ赤で、
『そうですよ!』と顔に書いてあるようだった。


「見てればわかるよー。」

俺がそう言うと、
るりちんは少しだけうつむいた。


「ま、まだ、す、好きなのか…わからないです…。でも…少しだけ特別な目で見てる…かもしれないです。」


それって好きですって言ってるようなもんじゃん。
本当にバカ正直でわかりやすい奴。


…。

少しだけ
心がズキズキとした。

でも、最初っからわかってた。


赤ちんには敵わないし…。
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