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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第2章 紫色のキセキ。


「その…それは…できなっフゴッ!!!」

"出来ない"って言われるのは何だかムカつくので、
言われる前にるりちんの口に
まいう棒を突っ込んだ。


「別にぃー!ただの冗談だしぃー!何真っ赤になってんの?」


俺がそう言ってケラケラと笑うと、
るりちんはまた顔を真っ赤にした。


本当は本気だった。
俺以外の奴を応援してる彼女の声なんて
聞きたくなかった。


でも、無理だって事はわかってた。


るりちんと俺は
ただのマネージャーと部員。


それだけの関係。


でも、それ以上になりたいって
いつの間にか思ってた。


ぎゅっと抱きしめたくて
俺だけのために困ってほしくて…。


俺だけ応援してほしかった。

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