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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第2章 紫色のキセキ。


「…でさぁ…」

コンビニ向かう道中、
俺はまたイライラとしていた。


「なんで全員いるわけ~?俺るりちんだけ誘ったんだけど…。」


そこにはキセキの世代とさっちんも一緒に居た。


「お、俺は帰り道がこっちなだけなのだよ!」

「え~!大人数の方が楽しいじゃないっスかぁ!ねぇ!黒子っち!」

「はい。」

「テツくんが行くなら私も行きますよぉー♪」

「俺は元々アイス買いに行く予定だったんだよ。」

「僕だけはぶこうなんて許さないよ。」


思わずため息が出る。


「あの、すいません…大人数の方が楽しいかなって…。」

るりちんは困った顔で俺の顔を見上げた。


「…別にぃー!!」

俺が不機嫌そうに頬を膨らませると、
更にるりちんは困った顔をしていた。


こうしてかまってくれる瞬間が
嬉しくて大好きだった。
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