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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第1章 緑色のキセキ。


慌てて見回しても二人の姿はない。

「おい、神谷と赤司はどこに行ったのだよ!?」

慌てて他の部員に声を掛けるが
皆首を傾げるばかり。

「あ、さっき二人して出て行きましたよ?」
桃井がニコニコとしながら答える。


どうしようもない不安と焦りが襲ってくる。


何かあったら俺は神谷を守れるのだろうか?


そんな事を考えている場合ではなかった。
俺は急いで体育館の出口の方へ足を向けた。

「あー!ミドリン!どこ行くの!?」

「ん~?何スか!?」

「あ!ちょ!さつき!待てよ!」

「え~?みんなしてどこ行くの?仲間はずしとかやめてよー。」


後ろにはキセキの世代と桃井が付いてきていた。



暫く走っていると、
赤司の姿を見つけた。

手にはハサミが握られていた。
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