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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第1章 緑色のキセキ。


みるみる神谷の顔が青くなる。
今まで見たことの無いような
絶望の表情になっていた。


助けなければ…。


そう思うのに足が動かなかった。


赤司のあの言葉が頭にこだまし、
足が凍ったように動かなくなる。



「るりに手を出しちゃいけないよ?これは警告だ。真太郎。」




そうだ。

きっとここで助けに向かったら…。
冷や汗がどっと流れる。


"キュッ"


その時、黄瀬が動いた。
その表情は怒っているように見受けられた。

恐らく赤司を止めに行こうとしたのだろう。


俺は黄瀬を止めた。


黄瀬が行けば物事が大きくなりすぎる。
きっと神谷を守る発言をし赤司を更に怒らせかねない。

俺は黄瀬にアイコンタクトを送ると、
すぐに神谷達の方へと駆け寄った。





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