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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第1章 緑色のキセキ。


「気に入ってるも何も、るりは僕のものだからね。」

その表情と発言に
思わず背筋がゾクっとした。

「…その…神谷と付き合っているのか?」

「付き合ってはいない。でも必ず僕のものになる。だから…」

赤司はそういうと
真っ直ぐに俺を見た。







「るりに手を出しちゃいけないよ?これは警告だ。真太郎。」







「…あぁ。」

変な汗が一気に噴出し、
喉がからからに渇いた。

その時の赤司の表情は恐ろしくて
いつもの温厚な赤司では決してなかった。

全てが無理だと悟った。
俺は赤司には勝てない。

きっと俺がこの思いを彼女に伝える事は
出来ない。



俺は諦めたくて
神谷と極力関わらないようになった。










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