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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第1章 緑色のキセキ。


朝になり、学校へ行くと、
神谷は相変わらず一人で勉強をしていた。

荷物を置くと、
気合を入れて歩き出す。

大丈夫だ。
今日のおは朝占いは1位だった。

ラッキーアイテムのケロちゃんスタンプも持った。
人事は尽くしている。

勉強をしている神谷の前に立つと、
少しだけ深呼吸をし、彼女の名前を呼んだ。

「…神谷」

「わぁ!?み、緑間くん…。」

神谷は一瞬驚いたような顔をしたが
すぐにニコっと笑った。

俺は神谷の前の席に腰掛けると、
ノートを彼女に差し出した。

「…これ、やるのだよ。」

彼女はノートを受け取ると
不思議そうな顔をしていた。

「あ、あの…これは…?」

彼女はノートをぱらぱらとめくった。
驚いたような顔をした。


本当に表情のコロコロと変わる奴だ。



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