第1章 緑色のキセキ。
「そんなの簡単じゃないっスか。緑間っちが友達になって勉強教えてあげればいいじゃないっスか!」
俺が友達になって
勉強を教える…?
なるほど。
神谷も勉強が出来るし、
俺も神谷との距離が縮まる。
「…ふん。まぁ、ためしてやってもいいのだよ。」
俺がそういうと黄瀬はニヤニヤと笑っていた。
「応援してるっスよ!」
そういうと黄瀬は満足気に
練習に戻って行った。
俺は部活が終わり家に帰ると
さっそく神谷が休んでいた期間の
ノートをまとめはじめた。
神谷は喜んでくれるだろうか…?
少しは気が楽になればいいのだが…。