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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第1章 緑色のキセキ。


「彼女も今日からマネージャーをすることになった。さつき、彼女にいろいろ教えてやれ。以上だ。練習に戻れ。」

赤司はそういうと、ニヤリと笑った。
神谷は困ったような顔のまま頭をペコリと下げた。

まだしばらく時間がかかりそうだと言っていたのに、
赤司はどうやって顧問たちを納得させたのだろうか?

彼女がマネージャーになる事に
異論を唱える奴は一人しかいなかった。

どうやら黄瀬は彼女が1軍のマネージャーになることが
気に食わないらしく、
やけに彼女に食って掛かっていた。

俺が黄瀬の方へ向かおうとするのを
赤司が止めた。

「黄瀬もバカじゃない。いずれわかるだろう。放っておけ。」

「あぁ。…顧問から許可、おりたんだな。」


俺がそういうと、
赤司は静かに笑った。

「いや、許可がおりなかったから無理矢理つれてきた。」


「・・・え!?」


「大丈夫だ。なんとかするさ。許可がおりるまで待っていたら彼女が危ないだろ?ほら、練習に戻れ。」

赤司はそういうと
俺にボールを投げて渡した。




やっぱり赤司には


敵わないと思った。







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