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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第1章 緑色のキセキ。


「んと、ミドリンはおしるこでいい?」

桃井が俺に尋ねる。

「あぁ。」

桃井は全員の飲み物を確認すると財布を持ち、
体育館から出て行こうとドアの前に立った。

それと同時に体育館のドアが開いた。

「うわぁ!?びっくりしたぁ。」

桃井は目をまん丸とさせたまま、
ドアを開けた主を見ていた。

そこには赤司が立っていた。

「おい、全員集合しろ。」

その赤司の号令により、
全員が赤司のもとへと集まった。

「何スか?何スか?」

黄瀬はなんだかワクワクしているようだった。


「全員荷物を持って、ついて来い。」


赤司に言われるまま、
その場にいた全員が荷物を持ち、

赤司の後ろを歩きはじめた。

「ねぇー、赤ちーん、お菓子食べていい?」

「勝手にしろ。」

「わーい。」

紫原はもぐもぐとチョコレートを頬張りはじめた。


この重要な時期に赤司は一体何を考えているんだ。
そんな事を考えながら歩いていると
女子バスケ部の体育館へと到着した。




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