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Other Side COLORS☆黒子のバスケ
第1章 緑色のキセキ。
教室に戻ると、
神谷るりが一人で勉強をしていた。
ずっと休んでいたから
授業についていけていないのだろうか…?
勉強している彼女の横顔をじっと眺める。
今が
チャンスなんじゃなかろうか…?
自然に
「勉強を教えてやるのだよ!」と声を掛ければ
仲良くなれるのかもしれない。
いや、
"教えてやるのだよ"では少し偉そうか…?
「勉強教えようか?」
うむ。これがきっとベストだ。
いや、待てよ。
でも、断られたら…?
俺は神谷の横顔を眺めながら
一人でモンモンとしていた。
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