• テキストサイズ

Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第1章 緑色のキセキ。


「そもそも…なんでそんな事を聞くのだよ。」

俺は黄瀬の方を向き直り、
おしるこを口へと運んだ。


「んー。あいつが俺の教育係ってのも気に入らないし、なんであんな奴が1軍なのかって思ったからっス。皆にも認められてるみたいだし…」


黄瀬は不満気な表情だった。

"皆に認められている。"

それが気に食わないのだろうか?


「…お前にもじきにわかるのだよ。あいつのすごさが。」

俺はそういうとその場を後にした。

「はぁ!?ちょ!なんスか!?それ!?ちょっと!?緑間くん!?」

後ろでは黄瀬がギャーギャーと騒いでいたが無視をした。


黒子のすごさを口頭で説明しろと言われても
それは難しい。

存在の薄さを利用してパスの中継役になる。

口で言ってしまえば単純で
すごさを感じられない。

あれは実際に一緒にプレーしてみないとわからない。


黒子テツヤはすごい。


最初は認めたくはなかったが、
それが真実だ。




/ 116ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp