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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第1章 緑色のキセキ。


外に出ると、すぐに水道場へ向かい顔を何度も洗った。

心がかなり動揺していた。
神谷が事故に巻き込まれて入院…?

不安で不安でたまらなかった。

顔を拭くと、
大きく溜息をつく。

いつの間にか
いつだって彼女の事を考えていた。

この感情がなんなのか
俺はずっとわからずに居た。

でも、うっすらと気付き始めていた。

俺は多分、
神谷るりの事が好きなのだ。


大きく深呼吸をし、
心を落ち着かせると体育館に戻り練習を再開させた。


余計な事を考えないように
いつも以上に集中した。


そんな毎日が続き、
いつしか彼女がいないことが普通になりはじめていた。


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