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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


「黒子っちぃー…俺、病気かもしれないっス。」

俺がそう言いながら黒子っちにもたれかかると、
黒子っちは困った顔をしていた。

「はぁ。どんな病気ですか?」

「恋の病っス。」
「…そうですか。じゃぁ、そのまま病死してください。」



「え!?ちょ!?黒子っち冷たいー!待ってほしいっスー!」

俺は去っていこうとする黒子っちの腕を掴んだ。
黒子っちは不満そうな顔をしていた。


「僕にはどうする事も出来ないので離してください。」

「うぅー。そう言わずに話しだけでも聞いてほしいっス。」


俺がそういうと黒子っちは眉をひそめ、
不満そうな顔をしていた。


「バニラシェイクおごるからー。」
「仕方ないですね。いいですよ。」


「え!?即答っスかっ!?…でも、そんな単純な黒子っちが好きっスよぉー!」

俺がそう言って抱きつこうとすると、
黒子っちは怪訝そうな顔で俺をひらりと交わした。


「気持ち悪いのでやめてください。…話は部活後に聞いてあげます。じゃ!」


そういうと黒子っちは練習に戻って行った。



黒子っちはなんだかんだで優しい。


他のメンバーはみんなるりっちの事が好きみたいだから相談できないけど、黒子っちには出来る気がした。







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