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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


「ほ!本当ですか!!!嬉しいです!!!」


彼女はそういうと、俺の手をぎゅっと両手で握った。
見たこともないぐらい嬉しそうな顔をしていた。


「え!?そ、そんなにっスか!?…あ、明日持ってくるっス。」


「楽しみにしてます!!!」


彼女はそういうとスキップでその場を後にした。




…なんだろう。
この敗北感というかなんというか…


結局また、俺がドキドキして終わってしまった…


あ、そっか、俺、



彼女にカッコイイって
ドキドキしてもらいたいのかもしれない。



そしたら。

このドキドキは収まるんスかね?




まだ手に残ったぬくもりを
ぎゅっと手のひらで包み込んだ。





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