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Other Side COLORS☆黒子のバスケ

第3章 黄色のキセキ。


教室で周りを見回してみる。

もちろんるりちゃんより可愛い子は沢山居る。


「ねぇー!黄瀬くん!聞いてぇー!」

「ん~?何スか~?」


みんな彼女よりも俺に話しかけてくれるし、
明らかに好意的に声をかけてくる。


別にるりちゃんが好意的に声をかけて来ないわけではないけど、彼女達とは少しちがう。


彼女達はモデルの黄瀬涼太と仲良くしたいから…。


・・・あ。



そっか。



るりちゃんは俺のことを
モデルって知らないのかもしれない。

だから、俺は彼女が特別な気がしてならないのかもしれない。



今度言ってみて反応見てみるべきっスね。


これで万事解決っス。



正直焦っている自分が情けなかった。



今までまともに恋とか
そういうのしたことなかったからなぁ…。


そもそも、恋する暇もなく、
女の子達が寄って来るからなぁ…。




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