第1章 サプライズデート
アトラクションにも乗らずのんびり散歩する。半周周ってアラビアの街並みを再現したエリアにやって来た。ふと見るとすごい行列が出来ている。ここ、そんなに並ぶアトラクションあったっけ?
黒子「どうやらぬいぐるみがもらえるゲームコーナーの列みたいですね」
そういえば大きなぬいぐるみを持って歩いている人がたくさんいる。アラビア風のコスチュームを着たキャラクターのぬいぐるみ。売り物じゃなかったんだ…。
穂波「いいなぁ…」
ポツリと出てしまった言葉にテツヤ君が反応する。しまった、聞こえちゃった⁈
黒子「僕達も並びましょう」
穂波「え⁈いいよいいよ、すごい行列だし。それにこのゲーム有料だよ?」
黒子「構いませんよ。並ぶといっても40分待ちなら短い方ですから」