第1章 サプライズデート
穂波「可愛かったねー。それに面白かった」
黒子「あのクマさんの仕草、小さい子みたいで微笑ましいですよね」
穂波「そう!小さい子が一生懸命踊ってるみたいで超可愛い」
黒子「隣のショップにぬいぐるみが売ってるみたいですから見に行きましょうか」
穂波「うん!行こう!」
ショップの入口に大きなぬいぐるみが座っている。うわー可愛いなぁ。でもぬいぐるみって高いんだよね。バッジになってる小さいのなら買えるかな?
穂波「テツヤ君ちょっとあっち見に行っていい?今の季節の限定コスチュームのぬいぐるみ見たいの」
黒子「いいですよ。行きましょうか」
限定コスチュームのコーナーで真剣に選びだした私に、テツヤ君が不思議そうに声をかける。
黒子「どうしたんですか?」
穂波「一番可愛い子を選んでるの。ぬいぐるみって一つ一つ全部顔が違うから」
黒子「そうなんですか?」
穂波「うん、パッと見同じに見えるけど皆表情が微妙に違うんだよ」