第8章 出会い(イタリア・ドイツ編)
その護るという約束をした当時…
中国「いいあるか?日本。
ケイトは、世間にばれたりなんかしたら、相当危ないある。
が、
我(わたし)たち、擬人化された国さえ黙っていれば
誰もが空想物扱いして、それで絶対に世間から護られるある。
だから…誰にも言っちゃいけねぇあるよ?」
その言葉を思い出しながら、
私は、眠っているケイトさんを見ていました。
~永久に、共に(とわに、ともに)~
日本「ケイトさん…」
ケイト「どうしたの?日本
私が折角、海賊たちから帰ってきたのに…
何か、やなことでもあったの?」
日本「いえ…
ケイトさん、一年も嫌な思いをさせてしまい
本当に申し訳ありませんでした(お辞儀」
ケイト「謝らないでいいよ^^
だってさ、そのおかげでたくさんの大切なことを知れたんだ(微笑)
だから…ありがとう、日本^^」
それを聞き、辛く苦しい思いで一杯になりました。
なんで、その辛い気持ちを
私に話してくれないんですか?
日本「ケイトさん…もう、大丈夫ですよ。
ですから、無理しないで…全部、話して下さい」
ケイト「…(震)なに、言ってんの?
大丈夫に決まってるじゃん(ぽろぽろ」
それに、不意に泣きだすケイト。
日本「…あの海賊の船長さんから、聞いたんです。
ケイトさんは、奴隷船にのせられていたと。
自分たちは、それを助け出したに過ぎないと。
本当の意味で、心から救えるのは…私しかいないと…」
ケイト「何も…大丈夫だって;」
そう泣きじゃくるケイトさんを見て
今言わなければ…
支えようとしなければ、
ケイトさんは死んでしまうのではと思いました。