第47章 ただいま療養中
その日…
夕暮れ時になってから…
ケイトと日本の部屋
ドイツさんとケイトさんは、部屋に二人っきりでした。
ケイト「ドイチュ」
ドイツ「なんだ?
(珍しく噛んだな。
初めてだろうが、大丈夫だろうか?」
ふと名前を呼ぼうとした時、噛んだケイトさんに対し
それを、心配げに見つめながら問いかけるドイツさん
ケイト「…
ちょっと…一億光年まで旅に行ってきます;(汗」←遠くを指さす
ドイツ「何でだ!!??;」
ケイト「いや;だって…;
相手の名前を呼び間違えるなんて言う
『最大の侮辱』をやったじゃないか!!;
一億光年旅し続けても足りないぐらいだぁーっ!!!!;」
ドイツ「呼び間違えたぐらいで
一体、何をしようとしているんだ!?;
そんなことは、本人も望まんぞ!!;」
ケイト「罪を償うための旅だ!!;
もう二度と呼び間違えないための旅だ!!;」
ドイツ「そんな旅はいらん!!;
そんな長期間旅をしてどうするつもりだ!?;
一億光年先まで行ったら
すぐには戻れなくなるだろうが!!;(汗」
一億光年=9垓4600京km
ケイト「だって…
いじめられてた時言ってたじゃん!;(半泣き」
ドイツ「それはそれ!;これはこれだ!!;(汗)
第一、俺は気にしていないし
お前をいじめたこともなかっただろう!!;
混同するな!!;(汗」
ケイト「だって、それがきっかけで生意気だってー!!;」
ドイツ「過去と現在をまぜこぜにするな!!;
やられた本人がいいと言っているんだからいいんだ!!」
ケイト「よくない!」
ドイツ「いい!!」
ケイト「よくない!!」
ドイツ「いい!!!」
ケイト「よくない!!!」
ドイツ「いい!!!!」
ケイト「よくない!!!!」
ドイツ「いい!!!!!」
ケイト「よくない!!!!!」
ドイツ「くわっ)いいと言っているだろうがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「いいと言っているだろうがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「いいと言っているだろうがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
その声は…
天高く、どこまでも響いて行ったそうです…
後日
イタリア「昨日のあれ、すっごい声だったね~^^♪」
ドイツ「忘れてくれ…;(ズーン」
肩を落とすドイツさんと
とても楽しそうに話すイタリアさんが見かけられたとか…
ヘタリア!♪