第47章 ただいま療養中
目線を合わせながら言うスペインさんに対し
ケイト「え?(きょとん」
唖然とするケイトさん…
スペイン「…
なあ、ケイト。
ケイトは、俺たちが
同じように苦しんでたら…どう思う?」
ケイト「嫌だ!(きっぱり」
スペイン「それで
ケイトに嫌な思い味あわせたないからやって
言われたら、どんな風に思う?」
ケイト「…
嫌だよ…(涙目」
辛そうに、布団を握りしめながら
涙目になり、ぽとぽとと涙をこぼすケイトに対し…
その右手を
そっと、自身の左手で握り締めるスペイン
スペイン「ええか?
それと同じ思いを、俺たちはしているんや。
だからな、ケイト…
無理せんでええねん。
俺たちだって
辛い時は、いっつもケイトに肩貸してもらってる。
そういう時に
ケイトへ連絡したり、話したりしてるんやからな!^^
だから…
安心して、頼ってええねん。
いつでも、助け求めたら行く。
求めてくれな…
いつ助けに行ったらええか、わからんやろ?
だから…
もっと、頼ってええんやで^^」
そう言いながら
泣きじゃくるケイトの頭を
優しく、そっと右手で撫でるスペイン…
ケイト「頷く)うん;
あり…がと;
…ありがとうっ;(涙」
その温かさに触れ、確かな想いに触れ
その清らかな純粋な想いが
闇の汚れが解き放たれていくことを感じ
それを
平然と与えてくれることを
心から、何よりも嬉しく感じ…
涙と共に思いを語り
泣きじゃくり続けるケイト…
スペイン「ええで^^」
それに対し、スペインは…
変わらず、笑いながら
ケイトが泣き止むまで
優しく、撫で続けるのだった…
それを見ながら…
皆は…
とても微笑ましく、思うのでしたとさ…