第47章 ただいま療養中
ケイト「嫌な目に遭った時のことは…
どうしても忘れられない。
そりゃいいことだって、覚えている…
それでも…
どうしたって、衝撃が強いのが
嫌な目に遭った時なんだ…
だから…
どうしても…
一番、思いがけぬことがきっかけとなって…
嫌な目に遭った時の出来事全てを、思い出しやすいんだ…」
日本「…
要するに、嫌な目に遭った時の出来事は
ほぼすべてが、脳内でリンクされており
一つ思い出せば
それに連動して、芋ずる式に脳内を埋め尽くすんです」
ハンガリー「だから
嫌な目に遭った時のことを思い出した時
頭を両手で必死に叩きながら、泣き叫んでいたのね…」
日本「おそらく…
去年まで75㎏程度だったのが、さらに上がったのは
ストレス太りではと、思っていまして…;(汗」
アメリカ「ん?
77.5㎏って…妊娠する前の体重だろ?
今は?」
ケイト「…ノーコメント;」
イギリス「少しは空気を読めよ;
嫌なことを
思い出しやすい上に、忘れにくいって話だろうが;」
スペイン「そういう時は
全部吐き出せばいいと思うで^^
元気の出るおまじないや~
ふそそそそそそそ^^♪(両手広げる」
イタリア「あ。スペイン兄ちゃん~^^」
スペイン「イタちゃん久しぶりやなぁ^^」
プロイセン「それで吐き出せたら苦労しねぇぜ?;
第一、こういう性格の奴だから…
吐き出したいぐらいしんどくっても
『俺たちに、嫌な思いをさせるのが嫌って想い』が勝って
強引に、押さえ込んじまうんだろ?
だから
今だって
相当辛そうな顔をして、拳を握りしめて…」
その言葉に、辛そうな顔でケイトを見る面々…
スペイン「ふぅ~ん。
俺たちのことを想ってくれていたんか…
偉いなぁ^^
俺には到底、真似でけへんわぁ
でも、バカやなぁ」
ケイト「グサッ;」
フランス「ちょっ!;」
中国「スペイン!;」
スペイン「だってせやろ?
言ってくれな、解らへんやんか。
そりゃ、俺たちを想って言わんのは嬉しいで?
それだけ考えてくれているんやからな!^^
でもな…
せやったら、俺たちの思いも考えてや。
俺たちは…
それで苦しむ、お前の姿なんて
見たないねんで?」
辛そうな顔をしながら言うスペインさん…
それに…ケイトは?