第47章 ただいま療養中

ハンガリー「いつも大変よね；」

ケイト「そうだねぇ。

でも、これすっごくおいしいよ^^」

ハンガリー「よかった^^」

日本「お気遣い、誠にありがとうございます（お辞儀」

ハンガリー「そんなに気にしなくていいわよ^^

第一、あの時…

あまり力になれなかったじゃない？


今度ぐらい、力になりたいのよ^^」

ケイト＆イタリア『あの時って？（もぐもぐ』←一緒に食べてる

ハンガリー「ほら…

アンヌが暴れて、しっちゃかめっちゃかになった時…」

ケイト「あ。

あの時、ハンガリーは？」

ハンガリー「皆を避難させて

自然を通して、私も全部知ったけれど…


あんまり、力になれてないような気がしたわね…；」

ケイト「そんなことないよ。

そのおかげで
遺跡にいた皆の被害を食い止めることが出来た。


ハンガリーも皆もいてくれたからこそなんだ」

ハンガリー「そ、そう？//」

ケイト「うん！^^

大事な親友だから…

きっと、護るよう動いてくれるって信じられるから…


だから…

ありがとう^^//（嬉し気」

そう嬉しそうに微笑むケイトに

ハンガリー「本当…ずるいわね…（微笑」

ケイト「え？（きょとん」

ハンガリー「いっつもいっつも…

人には優しいくせ…自分には厳しくって…

人は簡単に許すのに、自分は許せなくて…


本当…

いっつも…辛い思いをしてばっかりじゃない（涙」
ケイト「！？；

泣かないで！！；ごめん！！；なんかごめん！！；」
ハンガリー「あなたが悪いんじゃないのよ！！」

ケイト「ビクッ）え？；」

ハンガリー「そのケイトの…

辛い思いを、マシにさえもできない私自身が…

情けなくて、苦しいのよっ…」

そう、涙を流しながら

ケイトの手を握るハンガリーに対し

ケイト「マシになってるよ（微笑」

ケイトは、笑いかけた


ハンガリー「え？（きょとん」

ケイト「だってさ

おかげで、今こうやって笑っていられる。


すっごく嬉しいんだ。それだけで…


だからさ…

泣くことなんて、ないんだよ。


すっごく、幸せだから^^」

そう、ハンガリーを抱き締めるケイトに…


ハンガリー「っ…（泣き震え）

ケイト…ありがとう（微笑」

涙ながらに微笑むハンガリー


そうして…

二人は、とても幸せそうに笑い合いました。