第7章 出会い(ハンガリー・オーストリア・ロマーノ・スペイン編)
それから、イギリスへと帰る道中
フランスを通っていたのですが…
ロシア「あ。久しぶりだね、ケイトちゃん^^」
ケイト「ぱぁ)ロシア!久しぶり〜!!^^」
そしてハグし合う二人。
日本「はあ;ようやく
ケイトさんは帰るつもりになったんですが
もう四日目ですよ?;
ロマーノさんという小さな子供と
ワイワイ仲良く泊まったのはいいですが…」
三日目の晩、二人はロマーノと一緒に
スペインさんの家に泊めてもらっていました。
スペイン「ホンマにすまんかったな;
恐怖の番人なんて言うて;」
日本「いえ、お気になさらず。
ケイトさんにキスされるのが、どうしても我慢できなかったので;」
スペイン「ええで^^;俺も護りたくなるの解るし(苦笑」
などと言いながら、二人は和解し合ったとのことです。
そうして…
今は四日目の昼
ロシアとの再会を喜んでいたケイトさんでしたが
後々、日本の上司がロシアを攻めることになるかもしれない。
しかし、自分は何も出来ない。止めることも出来ない。
それで上司を殺したりしたら、国はめちゃくちゃになるかもしれない。
それらのことで、泣きながらロシアさんに謝っていました。
ケイト「ごめん…;何も出来ない;…親友なのに;護りたいのに;;」
ロシア「大丈夫だよ」
ケイト「え?」
ロシア「ずっと一緒にいたい。
一緒にいるだけで、本当に楽しい。
だから、親友でしょ?だから大丈夫だよ^^
永遠に変わらないから^^♪」
ケイト「うん;…何も出来ないかもしれないけど、それでもいい?;」
その罪悪感に押しつぶされそうになっていることを
つぶさに感じ取ったロシアはすぐさま、「うん!^^」と頷きました。
それから手を振りながら
ずっと親友だと解った二人は、
安心しながら笑顔で別れました。