第46章 3月21日
ご神木の前
PM7:00
アメリカ「っつぅ~;
また、ここかい?;」
イギリス「ああ;
!それよりもドイツだ!!」
アメリカに対し、叫ぶイギリス。
日本「大丈夫です。外傷は全くありません」
それに、応える日本。
イタリア「ドイツゥ;」
涙ながらに、ドイツの手を握るイタリア。
フランス「にしても…
あんな風に傷付けてくるのはないんじゃない?;
もしかして…本当に堕天したの?」
ロシア「それはないと思うよ」
フランス「?何で?」
プロイセン「あいつが
そう簡単に堕ちるとは思えねぇ。
第一、やられた部位を見る限りじゃ…
全然外傷もねぇし、ただ当たった部位の服が破けただけだ。
おそらく…ただ、帰らせようとしただけなのかもな」
ロシア「僕もそう思うよ。
それと…皆、ドイツ君の方ばかり見てたけど
当たった時、
ケイトちゃんは、すっごく悲しそうな眼をしていた。
目を見開いて…涙を浮かべながらね。
そして…その目の奥に見えたんだ。
普段、よく見せてくれていた『目に宿していた光』が」
中国「我(わたし)も見たある。
とっても…苦しそうな顔をしていたあるよ」
プロイセン「げっ!?;ロシア!!;))
と、とりあえず…
ケイトは堕天していねぇ!
その上で
やらないといけないことがあったってことだろ」
日本「そうですね。
考えられるとすれば、潜入捜査」
アメリカ「でも、相当きついんじゃ」
イギリス「とにもかくにも
ケイトを待っていることしかできないってことか。
ご神木に触れてみたが、もう入れてくれそうもないしな」
アメリカ「なんだってぇー!!??;」
再び
連合メンバーがうるさく、騒がしくなるものの…
枢軸メンバーは…
イタリア「ドイツゥ…起きてよ;
目を覚ましてよ;こんなのやだよ;
ドイツゥ;ドイツゥ~!;(涙震え」
ドイツに覆いかぶさり、抱き締めながら
うわぁ~ん!;と、涙と共に震えるイタリア君…
それに日本さんとプロイセンさんは
そっと優しく、その肩を撫でていました…