第46章 3月21日
そして…
寸での所でイタリアに飛び付き
ドイツは…背中に、闇を受けた。
ドイツ「ぐああああああっ!!;(汗」
イタリアに覆いかぶさったまま
気を失うドイツ。
その背には…
未だ、技を食らったことによる邪気が漂っていた。
イタリア「真っ青)…ドイツ?…
ドイツ!;
ドイツゥ~!!;」
涙ながらに揺すりながら叫ぶイタリア…
それでも…
起き上がることはなかった…
中国「お前!
!!(驚き」
振り返りながら驚く中国。
ロシア「ケイトちゃん…」
同じく、その時のケイトの顔を見ていたロシア。
ケイト「っ;
((いけない!!
冷静にならないとっ!!;」
それは…たった一瞬だったが
涙を浮かべながら、とっても辛そうな顔をしていた。
プロイセン「おいヴェスト!
しっかりしろ!!」
切羽詰まった顔をするプロイセン。
ケイト「だから言ったろ…
邪魔なんだよ!!!!(くわっ)
とっとと帰れぇ~!!!!!(真剣」
その言葉と共に
強引に、ご神木に行くよう空間を操作し
皆をまとめて吹き飛ばすケイトさん…
その顔は、悲痛なものだった…
だが、邪気の闇によって隠されていた…
その、涙さえも…
そうして…
静寂を取り戻した…
ケイト((ごめん…ごめん…
本当に、ごめん;))
涙ながらに、何度も謝るケイト。
そんな時…
「闇落ち(堕天)したのか?」
闇から、現れた。
ケイト「ああ」
涙を空間ごと消し、悟られまいとした。
「かつての仲間を吹き飛ばした感覚はどうだ?
空間ごと消えちまったぜ?^^」
ケイト「ふっ。爽快だったよ(黒笑」
あいつらの仲間だということを解っているが故か
そう言いだすケイト…
そうして…
闇に堕ちたのだと、簡単に信じられ
あいつらのもとへと連れて行かれるケイト…
その行く末は…
ご神木のもとへと飛ばされた皆は、一体?