第45章 3月16日
ご神木の前…
夕暮れの中、天へと浮かびながら
下へと手を振り、消え去って行く始祖神…
日本「…一体、何だったのでしょうか?;(汗」
ドイツ「さあな;」
イタリア「でも…
全身真っ白なんだね。神様って感じ^^♪」
ドイツ「始祖『神』だろうが;(頭抱え」
ケイト「…そうか…
全部、思い出した…」
日本「?何をですか?(首傾げ」
ケイト「私は…始祖神だった。
『世界の全て』を生み
全ての『世界』を生み…
そして…消え去った…
しかし…
私の、エネルギーの一部が生きようと
離れて行った…たった、二つだけ」
日本「!まさか…
それが、あの始祖神さんと
ご神木…」
ドイツ「つまり、ケイト自身は
死んだ始祖神の生まれ変わりということか。
実体は消え、
魂となって生まれ変わったのが、ケイトか」
日本「なるほど。
つまり
ケイトさんとご神木は、姉弟のようなものですね」
イタリア「?;」←さっぱりわからない
ケイト「一つは…
私の魂と寄り添い、気付かれないようにいながら…
私の中から復活出来る時を、今か今かと待っていた。
それは…始祖神の中での、生きたいと願う意思。
もう一つは…
ご神木に宿り、力を発していた。
それは…始祖神の中での、護りたいと願う意思。
どっちも私の一部だったもの、ということか…」
それに対し
『なるほど』と納得する二人。
イタリア「ねえねえ、ドイツゥ~;」
ドイツ「ん?どうした?」
イタリア「聴いてたんだけど、全然わからないよ~;」
ドイツ「…;後で説明してやる;」
イタリア「わぁ~い!^^ありがとう~!^^♪(ハグ」
ドイツ「こらっ!;
抱き着いてないで真面目に聞け!!;(汗」
イタリア「はぁ~い!^^♪(挙手」
どこまでいっても…
枢軸メンバーは、いつも通り?なのでした^^;