第44章 3月15日
日本「っ;
(本当は…
あなたが、大好きで仕方がなかった)
あっ;うっ;
(今だって…ずっと…あなたのことがっ;)
うああああああああっ!!!;;」
辛そうに
目頭を押さえながら
嗚咽をあげながら、泣き崩れる日本…
ひどいことをしたという罪悪感…
大切だからこそ
避難も兼ねて、行って欲しいという願い…
大切過ぎるからこそ…
このような現実になってしまった…
ケイト「日本…
(あの時、痛くなって…
気が付いたら、泣いていた…
嫌な夢を見て、泣きじゃくってた時のように…
模試とかで泣いてたら
難しくて泣いてたとか言われるんだろうけれど…
実際は…
うたた寝した時
父からDV受け続けていた時とか
ひどいいじめを、何年も受け続けていた時とか
それで人が怖くなって話しかけれなくなった時のこととか
今までの嫌な出来事を…
そういった、実際に今まで身に起きたことを
やけにリアルに、悪夢を見て…
目が覚めた時には…涙が止まらなかった…
それで泣いてただけなのに…
何も知らないくせして…
ぎゅ(拳握る)
どうしてっ…
人が、痛みを感じて、泣いているのを見て…
何で、それを好き勝手に言えるの?…
何で…
日本には、そういう人たちがいるの?
私の国には…
そんな人たち、たったの一人でさえもいなかったのに…
というより…
世界中にいるのか…
邪気があるのが要因なのかなぁ…
って、模試は関係ないか。
未来の別世界での話だし。
(小説書いてる方の世界
(2015年3月30日の出来事)であって
実際に書いている出来事が起きている
『伝説の島が存在する、ヘタリア』の世界ではありません。
リアルもちこんでごめんなさい;(お辞儀))
それより…どうしよう…」
オランダ「…ケイト、腹決めたか?」
ケイトさんの後ろから、話しかけるオランダさん。
ケイト「…辛いのは、日本だって同じだよね…
私…日本の意思を尊重したい(真剣&オランダへ向く)
…だから…行くよ(辛そうに微笑む」
オランダ「微笑)そうか…
ゆっくり、俺の家に泊まってけ。
中国経由して、伝説の島に送り返す」
ぽんぽん
そう、ケイトさんの頭へ
手を乗せながら
ぽんぽんとするオランダさん…