第42章 3月14日
その後…
AM7:30
ケイトの部屋…
ケイト「すーすー」
日本「すーすー」
ドイツ「…二人共、よく寝てるな」
イタリア「頷く)うん。
昨日は、本当に大変だったからね…
第一、仕事の山だらけだったし…;」
そう、小声で話し合う二人。
ドイツ「あれは、俺たちで片付けたんだから大丈夫だろ」
イタリア「うん!^^」
ロシア「ねえ…
ケイトちゃんに客が来てるけど…どうする?」
ドイツ「帰ってもらえ。
ケイトはまだ回復し切ってさえいない。
第一、昨日のあれを見ただろ?」
ロシア「うん。
匍匐前進でしか動けてなかったよね(苦笑」
ドイツ「だから断っt
ケイト「待って」
!ケイト!?起きたのか!?まだ寝てろ!(汗」
ケイト「大丈夫…話させて。
こんな体制のままだけどいい?って了承取ってから」
ロシア「…わかった」
イタリア「ねえ!相手ってもしかして…」
ケイト「解ってる…頼むよ(微笑)
日本は、このまま私の横で寝させてていいから」
ロシア「うん」
そうして…
部屋へと入ってきた人は…
ケイト「アンヌ…昨日ぶりだな。
体、大丈夫か?
悪いな、寝たままで話すことになって^^;」
アンヌ「…」
ケイト「ほら
ちゃんと座って話せよ。話があるんだろ?」
アンヌ「…すまなかった!(土下座」
ドイツ「そんな言葉d」
その直後、ロシアがドイツを腕で制した。
ロシア「やだなあ、ドイツ君。
それは、ケイトちゃんが決めることだよ^^」
ドイツ「…ああ。すまない(目を伏せる」
それに対し、
ケイトさんは黙ったまま
アンヌを見つめ続けていた。
アンヌ「ずっと、話せない
相談さえもできない
そうやって、抱え続けているケイトの方が
ずっと苦しみ続けていたって、本当は解ってた…
でも、俺は…
話してもらえなかった。分け与えてもらえなかった。
そればっかりが頭によぎって…
結局…大事なものまで全部見失って…
全て壊そうとする、邪気の言いなりに…
何の罪のない子供を殺そうとしたばかりか
お前の命までっ…;(涙」
土下座の姿勢のまま
拳を握り、涙をぼとぼととこぼすアンヌ…