第41章 3月13日
それから…
日本「はい、お水です。
ちゃんと飲んで
ゆっくり休めば、きっと体もよくなりますからね(微笑」
そう微笑みかけながら
背に手を回し、
体を起こした体制を維持するのを支え続ける日本さん。
ケイト「ありがとう^^」
それに対し
微笑みながら礼を言い、与えられた水をごくごくと飲みました。
そして…
そぉっと
日本さんは、再びベッドへとケイトさんを横たえました。
日本「ちゃんと、寝ていて下さいね(微笑」
布団をかけながら
眠りにつくまで…そっと手を
ポン、ポン。
と、優しく寝かしつける時、特有のテンポで
日本さんは、眠りにつかせようとしました。
ケイト「うと…うと…すー」
日本「くす)寝ましたね(微笑)
ケイトさん…目が覚めて、本当によかった^^(涙目」
そう、頭を軽く抱き締めながら涙をこぼす日本さん。
そして…
ドイツ「おい、ケイトは」
日本「!ごしごし(袖で涙をぬぐう)
目を覚ましました!^^」
ドイツ「ホントか!?」
日本「ええ!
本当に…(ぽろっ)
本当に、よかった(ぼろぼろ」
声を震わせながら
涙をこぼす日本さん…
それは
不安から解き放たれた安心感と嬉しさが
尋常ではないのだということを、示していました…
ドイツ「ああ。よかったな(涙目&微笑み」
その肩へ
そっと手を置きながら微笑むドイツさん。
イタリア「ヴェ。よかったぁ~^^♪(にこにこ」
それに対し
珍しく空気を読んで、小声で呟くイタリアさんは
とっても嬉しそうに
満面の笑みを、心から浮かべていました。