第41章 3月13日
そっと
ケイトが眠るベッドの傍に座り
日本「…ケイトさん、大丈夫ですよ…
ずっと、考えないようにしてきて…
ずっと、たった一人で背負い込み続けて…
凄く、辛かったでしょう?…
もう、いいんですよ…
そんな過去のしがらみにとらわれないで…
あなたらしく、生きてくれていれば…
そのあなたが、幸せでいてくれさえすれば…
それだけで…
十分なんですから…(微笑&そっと頭を撫でる)
秘密を護り続けてきた
祖父上も、父上も…
きっと…
それを心から望んでいます…
そんなに思い詰めなくて、いいんです…
私も、いつも傍にいますから(微笑」
そう微笑み
ケイトの頭を撫でながら、言い聞かせるように
耳元で囁くように呟く日本…
それに、ケイトは…
苦しそうに涙する表情から
穏やかな表情へと変わり…
二人は共に、幸せそうな表情を浮かべました…
ちょうどその頃…
ケイトの仕事部屋
中国「…どうするあるか?;この書類の山;」
ごちゃあ~
そう音が聞こえるほど
たくさんの山住の書類が、机へ置かれてあった。
(他はすべて、きれいに整理整頓されていた)
イギリス「この書類って…今日の分なんだよな?;」
アメリカ「…俺たち、ケイトへ相当送ったよな?
少し休ませてもらってもいいかい?;(汗」
イギリス/中国『ダメだ!!/ダメある!!』
ロシア「第一
やろうと言い出したのは、アメリカ君だったよね^^」
フランス「そうそう。
そんでもって、看病押し付けたのは…」
プロイセン「俺様だぜ!けっせっせっ!
ま、あいつらは特に…
心配で仕方がねぇって感じだったからなぁ」
アメリカ「俺だって心配で残りたいって言ったぞ!;」
イギリス「言い出した本人が行かねぇでどうすんだよ;」
中国「はぁ~あ;
とりあえず、日本が『神の力』を使って
壊された建物も瓦礫も
全て、元の状態に戻してくれたからよかったあるが…
ケイトまでは…完全に回復させ切れてなかったあるな…;」
プロイセン「そりゃ…
生まれた時から、自在に使えていたらしいからな
ある程度は」
『え!?;』
プロイセン「そう、書かれてあったぜ?」
そうプロイセンから差し出された書物は…
ソフィアが書き残した、『ケイト育児日記』だった。