第41章 3月13日
3月13日PM10:30
遺跡
ケイトの部屋
ケイト「………」
そのベッドには
未だ、眠りにつき続けている者がいた。
イタリア「ねえねえ、日本ー」
日本「はい。どうしました?」
イタリア「ケイトちゃん、まだ寝たままなのー?(不安げ」
日本「…ええ。
当分は、
指一本でさえ
動かすのもままならないかと…(顔を曇らせる」
枢軸メンバーはまた
眠り続けるケイトを心配そうに見ていました。
そうして、ケイトへ目を向けた直後…
ケイト「…祖父上…」
ドイツ「ケイト!?」
ケイト「…父上…
秘密を護れなくて…ごめんなさい;(涙こぼす)
ごめん…なさい…;(そう、流れ続ける涙」
日本「ケイトさん…」
イタリア「結局…
自然を通じて、俺たちは後で事情も全部知ったけど…
それより、ケイトちゃんのエネルギーが底ついてて…
必死に皆で一杯送り続けたんだけど…足りなかったのかな?
もう…ケイトちゃんは、目を覚まさないのかな?;(半泣き」
不安げに呟かれる言葉…
そんな震える声と共に、落ちる涙…
その中…
ドイツ「大丈夫だ。きっとな…
あいつは…『帰って来る』と、ちゃんと言ったんだ。
言った事は、必ず守る奴だ。ケイトは特にな(微笑」
そう、
ドイツさんは、イタリアの肩へ手を乗せて微笑みながら言い
イタリア「…ドイツ…)
…うん!^^」
それに
イタリアさんは嬉しそうに満面の笑みを浮かべながら頷きました。
ドイツ「それより
「ケイト」か「ケイトちゃん」か、
呼び方をどっちにするのか、はっきりしろ」
イタリア「ヴェ;癖ってなかなか抜けなくて^^;」
そんなやり取りをする二人に対し…
日本さんは…