第41章 3月13日
2015年3月13日PM7:30
ご神木の東端から
東へ50m先にある大岩
ケイト「うっ…」
目を開けると、そこには…
ドイツ「大丈夫か?」
アメリカ「随分体が冷たいじゃないか!」
ロシア「凄い戦闘があったみたいだね…ここ」
イタリア「でも、何で防戦一方だったの?」
フランス「何か訳アリみたいだけど、話してくんない?」
イギリス「おい
ほとんどのエネルギーが無いじゃねぇか;」
ケイト「…っ(がくっ」
力を入れて立ち上がろうとするも
力が抜け、思うように立てないケイトさん。
プロイセン「ほら、肩貸すぜ」
ケイト「ごめん…;
(あれから…
チャールズは誰にも話すことはなかった…
ヴィッヒが結婚したソフィア
その妹のコトフおばさんと結婚したのは
たまたまだったらしい…
隊長になる誘いを、西暦15年まで断り続けていたのも…
その負い目だったからなのかもしれない…」
イギリス「何で謝るんだよ。気にすんな。
それよりも大丈夫か?
随分、頭もボーとしているみたいだが…」
ケイト「頷く)こく」
力なく頷くケイトに対し…
中国「日本はどこあるか?;
…上で戦っているある!;(驚き&汗」
今、日本さんのことを気付いた中国さんたち。
イタリア「うわぁ~。すっごい聖気!」
ドイツ「どうやら、『神の力』を得たようだが…」
アメリカ「なんだってー!?;
神化鳴動をモノにしたってことかい!?;」
ドイツ「そうなるな;」
イギリス「それより今はケイトだ!!」
ケイト「っ…ごめん…
悪いんだけど…力、送って…くれない?
今じゃ…あいつを…救いたくても救えないんだ;」
アメリカ「!
自然の力って、送ることが出来るのかい?」
ロシア「うん。
でも、君は今…
全身の重要器官以外に、エネルギーが無い状態だよ?」
ケイト「解ってる…
でも、頼む!(土下座」
瞬時に
ずさぁっ!と地面へ座り込み、土下座するケイト。
ケイト「私の一族の問題なんだ!!
私が解決しないといけないんだ!!!
わけは後で話す!!何時間だって話す!!!
だから!…頼むから!!何も言わずに」
イギリス「解った」
それに即答するイギリス…
その真意とは…考えとは、一体?