第41章 3月13日
この世の生物全ては
もともとは『愛』を与え合うことを求め、作られた。
だが『光』に相反する『闇』が生まれたように…
その『愛』にも『憎しみ』が生まれた。
そうして、それのみにとらわれ
この世界だけでなく
全ての世界を破壊することに目覚めたもの
これを『邪神』と呼び
こういった現象を『闇化』
またの名を…『堕天』という…
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どどどどどどどどどどどぉん!!!
光と闇が激しくぶつかり合う中
ぱらぱら(遺跡の一部が崩れる音)
ケイト(遺跡が危ない。
うまく外へ誘導して、やるしかない!!)
その直後、外へ向けて飛びました。
それにつられるかのように
凄まじい勢いで飛んで、ついてきていた。
そうして、辿り着いた場所は…
ケイト「懐かしいよな…ここ
小さい時、いっつも一緒に育って…
色んなことをやったよな?」
ご神木だった…
『…』
ケイト「…そうだろ?…なあ…答えろよ!…
アンヌゥゥゥーーーッ!!!!(くわっ」
拳を握り、凄まじい勢いで光を放出するケイト
それに対し、全身を闇に包まれ
憎しみにとらわれる闇は…不敵に微笑んでいた。
その直後
どっごぉーん!!!!
ケイト「…どうやら、話し合いは通用しないみたいだな…
こんな風に、何も聞こうともせずに攻撃してくるなんて…)
一体…どうしちまったんだ!!!??お前に何が!」
アンヌ「何が…だと…?
お前の祖父が、俺の祖父を殺したんだーっ!!!!(くわっ」
その直後
凄まじい勢いで、超高密度の闇が解き放たれた…
ケイト「!!
アンヌ…何で、そのこと…」
アンヌ「お前が…殺したんだあああああ!!!!」
どっごぉーん!!!!
ケイト「くっ
(アンヌに、『神の力』は…!
これは、私の問題だから…
『神の力』を使うわけにはいかない!」
アンヌ「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
どどどどどどごごごごごごぉぉぉぉぉぉんんんんんん!!!!!!
凄まじい勢いで起こる爆発…
そこにいたケイトは…一体?