第41章 3月13日
その頃…
日本「ケイトさんは一体、どこに?」
ドイツ「!
ご神木のあたりから、凄まじい闇が…」
プロイセン「まさか…
さっきの爆発と言い、衝突音と言い…
闇ってことか?」
イタリア「ヴェ?そんなのあるの?」
ドイツ「エヴァンが言っていただろうが!
光に闇があるように
人の中にも、動物たちの中にも
『聖気』と『邪気』が渦巻いている。
それらの内、どちらが勝つかで決まる。
『邪気』は破壊しか生まないのに対し
『聖気』は愛を育み合うことで、幸せを生み続ける。
邪気=闇には飲み込まれてはいけない!
飲み込まれれば、破壊することのみにとらわれ…
最終的には『邪神』として扱われることになるのだと!」
日本「とりあえず、私はすぐ行ってきます!
皆さんは、人手を集めてから来て下さい!!」
イタリア「その聖気って
生命エネルギーにもなるって言ってた気が…」
ドイツ「聖気だけじゃない。
聖気、邪気、
それらは、全てエネルギーとして存在している。
つまり
聖気を奪われて、なくすことは死に繋がるからな」
日本「ドイツさん、イタリア君、プロイセン君!
ここはお願いします!!」
プロイセン「任せとけ!!」
そうして
凄まじい勢いで、ご神木へと直行する日本。
その中、アメリカさんたちは?
ロシア「何?この残骸」
中国「あの建物が壊れる所なんて初めて見たある;」
フランス「軍服着てすぐ集まれって
土木工事でもさせるつもり?;」
アメリカ「違う!ケイトが襲われたんだ!!
狙いはケイトなのは間違いないから言ってるんだ!!」
イギリス「詳しく聞かせろ!!」
連合たちへ
状況を説明すると同時に
『すぐさま、国民を救助してから
その後で助けに来て欲しい』と言われたことを伝えた。
ロシア「だったら
すぐぱっぱと終わらせていかないとね!」
中国「超特急で終わらせるあるよ!?」
フランス「当たり前!」
イギリス「ぱっぱとやるぞ!」
アメリカ「さあ!大急ぎだぁああ!!(拳上げる」