第40章 ギャグ外伝
3月5日の、ほのぼの…
ロシア「ねえねえ、ケイトちゃん」
ケイト「ん?」
ロシア「あの時、悪気はなかったんだよね?」
ケイト「うん。
研究終了まで、1990年12月5日から1991年2月18日。
イメージを掴むまで2月24日。
3月1日に試作品の絵が完成、と同時に製作を始めて…
製作完了まで3月3日まで、時間がかかったから。
そうしてやっとできたものだから…
皆に見てもらいたくて、感想を聞きたくて…
ずっと、研究し続けて…
やっとつかんだイメージで
やっと…完成した
最初で、最後のものだったから(しょぼん)
でも…私は、
『やっとできた!皆に見せたい!見せよう!^^』
なんていう、安易な考えで送って…
ちゃんと、考えられていなかった…
それだけに頭がいってて…私が、バカだったんだ…
ちゃんと考えていれば、防げたはずなのに…
私が…悪いんだ…
父上のことも、母上のことも…全部。
私は最初から…何も、成長なんてしていなかったんだ…」
ロシア「そんなに思い詰めることはないと思うよ?」
ケイト「でも!…私は…」
ロシア「君は
いっつも、人に責められてばっかりだったよね。
日本君の所にいて
その国民に、一方的にいじられていた時
いじめっ子たちの
『お前がそういうのだから悪い』っていう
勝手な言い分を
君は真に受けて、自分を責め続けている。
それを見て、笑っている人や
間違っていないっていう人や
そうし続けたことを償おうともしない人の方が
僕は、最低だと思うんだ。
それで全部背負いこんでいったら、きりがないよ?」
ケイト「うん…ありがとう、ロシア^^
ロシアと親友になれて、本当によかった。
おかげで、そういうのも考えなきゃいけないって
より強く解ることが出来たんだからさ^^」
ロシア「それを言うんなら、僕も同じだよ^^
君がいてくれたから
こんな世の中にも、光はあったんだって思ったし…
何より、君が…僕を大切にし続けてくれている…
それが、何より嬉しいんだ♪
その嬉しさを教えてくれて、本当にありがとう^^」
ケイト「こちらこそ…本当にありがとう^^
愛しているよ、親友として…いつまでも、ずっと…」
ロシア「頷く)うん!^^♪」
そう手を繋ぎ合う二人
その笑顔は、どこまでも輝いていました。