第38章 3月4日
そうして…
最終的に、悪のりした皆は
日本(被害者)とドイツさんにがみがみ叱られたそうな…
ことが終わった後…
ケイト「日本の裸、好きなんだけどなぁ…//」
日本「それでもダメです!!//;(かーっ」
ケイト「話、変わるけど…いい?」
『頷く)こっくり』
ケイト「なあ、日本…
やったことは、決して変えられない。
自分が、その時に取った行動は…決して変えることが出来ない。
だから…今が、あるんだろうな。
二度と、繰り返させないために…
二度と、同じ思いをする人を出させないために…
色んなことがあった…
それで挫折しても、絶望しても、私は…
二度と繰り返させてたまるかって…
そればっかり考えてた…
それだけにとらえられてちゃいけないって
無意識に考えないようにしてたんだ…
そして…
昨日の悪夢で、再び実体験した瞬間
自分の中の闇と…心の傷と…
向き合い切れてなかったことが、浮き彫りになって……
日本に、皆に…迷惑かけた…
このまんまじゃいけないって、本当は解ってるんだ……
だから…今日、皆にばれないよう『心の奥底』で考えてた…
でも、結局…
その心の傷は…闇は…簡単に消せない…
どんなことがあっても、消せないぐらい…深いんだ…
消しちゃいけない…そう、訴えかけられてるかのように……
また、迷惑かけることになる…
けれど、本当にいいのかなって…思うんだ……
不安になる…
また、一人に戻るんじゃないかって…
誰もいない、そんな時に戻ってしまうんじゃないかって…
それでも…いいのかな?
また、さらに…
迷惑かけることになっても…
本当に大丈夫なのか…(ぽろぽろ)
また、あんな地獄に戻るぐらいなら…死んだ方がマシだ;」
ドイツ(きっと…
今までずっと、たった一人で抱え込み続けてきたんだろうな…
周りに、自分のことで
『辛い思い』を味あわせたくないという想いから…)
プロイセン(つまり
それが爆発して、昨晩あぁなったってことか…)
涙をこぼしながら思いを打ち明ける…
それに対し…皆は