第36章 3月3日
AM9:45
山の洞窟
ケイト「では皆でマグマにつかろうーっ!」
どっぼぉーん!!(マグマに飛び込む)
『ケイトォーッ!!!;(ショック』
ケイト「ほら、皆も早く~^^(手を振る」
日本「平気なんですか!!??;(青ざめ」
ケイト「全然。
自然と覚醒融合できれば、
たとえ地中だろうが、海中だろうが平気になるんだ!
自然が、
自身への悪影響を全くないようにしてくれるからね!^^
ほら、日本もカモン!」
日本「あ!;」
どっぼぉーん!!
ドイツ「日本!;」
日本「大丈夫です!…
何でか、全く熱くなくて…」
イギリス「なるほど;
って待て!!;服はどうなるんだ!!??;」
ケイト「大丈夫大丈夫。
この島で作った服は、
あの植物の繊維でできてるでしょ?
あの繊維で細かく編み込んで作った服と
その木の樹液を熱して作り上げた靴は
水も弾くし、熱も弾くし、ライフル弾だって無効化できるんだ。
だから、毒蜘蛛とかもいるけど
それに刺されても平気なように作られた服なんだ」
『…便利だ;』
イタリア「ヴェ。ホントに熱くない~!^^」
ケイト「それと
さっきの洞窟の奥深くだけど
本当はあそこ、マグマだらけで無理なんだよね~。
あ。そうそう。
この島にある服は全部
太陽の中にいても、燃えないし溶けないぐらいだから。
この島で生まれた水は
島が誕生した時の、約10万年前の火山活動で生まれた
特別な地層で、じっくりろ過された水なんだよ」
アメリカ「って待った!
ケイト、あの服にまた熱を加えたら
また、色が違うようになるんじゃないのかい?
色を付ける時、そうやって熱を与えてたじゃないか」
ケイト「大丈夫。
一度熱を加えるのをやめれば、色は変わらないんだ。
同じ木の樹液を固めてできた靴だって、同じで
固めたり、編んだ後は二度とほどけることはないんだ。
今から、10万2015年前の
島の誕生における大噴火で、既に金銀ダイヤモンドの土だった。
そして、
その当時から、その木の品種はあったんだ。
ご神木みたいに
最初から今まで、ずっと生き続けてる木はないけどね^^;」
そうして…
共に談笑しながら
生まれて初めて
マグマにつかるという感覚を味わう、皆でした。